設計屋
     
     
   

ニュース&エッセイ

登録有形文化財の講習会

7月25・26日の両日、岐阜県各務原市を主会場として開催された、文化庁主催の「平成25年度登録有形文化財修理関係者等講習会」を受講しました。
1日目は神奈川大学の西和夫教授による特別講義に続き、事例発表及び鵜沼宿の見学、2日目は事例発表に続き、耐震対策特別講義及び重要文化財の修理現場見学会。
暑さの中、遠方での講習会でしたが、中身の詰まった大変有意義なものでした。

投稿者 sekkei-ya :2013年07月31日04:00

○と□

「新しい仲間が増えました。」といっても車のこと。
右が18年間お世話になっているVOLVO 940 POLAR ESTATE
北欧スウェーデン製、4気筒 2,300cc、5+2人乗り、「内燃機関」と呼ぶに相応しいシンプルなエンジン、四角く頑丈なボディ、「走るレンガ」とも呼ばれたボルボのFR最終モデルです。
左が契約から3ケ月待ちで、晴れて納車となったFIAT 500 TWINAIR POP
南欧イタリア製、2気筒875cc、4人乗り、ダウンサイジング、電子制御満載の環境配慮型ハイテクエンジン。とにかく丸い。旧車のイメージを上手に受け継ぎ、現代風にアレンジしたデザインは流石です。
こうして並んでいると、お国柄や時代の違い・こだわりが隅々にまで表れていて、道具として以上の愛着が湧いてきます。

投稿者 sekkei-ya :2013年04月04日15:50

UIA世界大会に参加しました

9月25日から28日の間、東京国際フォーラムを中心として開催された「第24回 UIA(国際建築家連合)世界大会・UIA2011東京大会」に参加しました。
この大会は、1948年スイスローザンヌでの開催を皮切りに、以降概ね3年に一度世界各地を巡って開催されてきた、建築界最大の大会で、加盟124の国と地域から、数千人の建築家が一堂に会し開催される壮大なものです。
今大会のテーマは「Design2050-災害を克服し、一丸となって、新しい未来へ」 3.11の震災により、一時開催が危ぶまれましたが、震災後内容を見直し、テーマにサブタイトルを加え、現在の日本で行う、意義ある大会となりました。
9月26日の開会式には、天皇皇后両陛下をはじめ、石原東京都知事、国土交通副大臣など多数の来賓をお迎えし、参加者およそ4千人が見守るなか、堂々たる開会宣言がなされました。
以降3日間にわたり様々なプログラムが、東京国際フォーラム内のホールをメインに、都内各所で開催されました。

投稿者 sekkei-ya :2011年09月28日18:58

ロケ協力2

昨年に続き、某番組制作会社から連絡があり、今年もTBSの特番のロケに協力しました。今年は作業の様子も撮影したいとの事で、大工の新井さんにご協力いただき無事撮影を終えることが出来ました。

投稿者 sekkei-ya :2011年06月09日12:40

MAE-BI(プロポーザルコンペティション)

前橋市美術館(仮称)プロポーザルコンペティションに、アルキーフ/長井淳一建築アトリエ・ソダアキラ建築設計事務所・設計工房福の各氏と協働で取り組みました。
みんな多忙な通常業務の中、時間を割いての作業は主に休日と夜間に行い、白熱した議論は深夜に及ぶことも度々でした。短期集中で大変な作業ではありましたが、通常の創作とは異なる充実感と達成感を得ることができました。

投稿者 sekkei-ya :2011年06月07日11:15

東日本大震災・被災地支援活動(名取市・東松島市)

JIA災害対策本部の一助として、宮城県東松島市において「住宅相談」のため、被災地支援活動を行ってまいりました。
東松島市役所のホールの一部にて2日間、東北支部の方と群馬地域会の計3名にて対応いたしましたが、具体的な相談対応は1日に6~7件程で、次々に市役所に訪れる方々を目的の窓口へご案内することに終始し、いまだ混乱する被災地に改めて被害の大きさを実感いたしました。
作業終了後、名取市において「り災証明書の住家等の被害認定調査」を行っている他のメンバーと合流し、仙台空港周辺の視察に訪れましたが、報道を通した状況を遥かに超える惨状に言葉もなく、記録をと考え持参したカメラを向けることができませんでした。

投稿者 sekkei-ya :2011年05月16日12:50

群馬の近世神社建築と近代和風建築(建築学会見学会)

旧森村家住宅             ベーカリーカフェ「レンガ」

桐生天満宮              玉村八幡宮の棟札

日本建築学会群馬支所主催の「群馬の禁制神社建築と近代和風建築」と題された見学会に参加いたしました。
玉村八幡宮→旧森村家住宅→ベーカリーカフェ「レンガ」→桐生天満宮→中島知久平邸を、群馬の古建築研究者である村田敬一先生にご案内いただき、貸切バスにて巡る見学会でした。

投稿者 sekkei-ya :2011年05月16日10:14

わたらせ渓谷鐡道沿線の街(まち並み見学会)

ながめ余興場           大間々町商家の家相図    古河掛水倶楽部

「わたらせ渓谷鐡道沿線のまち」をテーマとしたJIA群馬地域会まち並み見学会に参加しました。
主な見学地
  大間々町内:岡醤油・ながめ余興場  花輪:旧花輪小学校記念館  神戸:神戸駅舎
  足尾:足尾駅舎・古河掛水倶楽部  間藤:古河精錬所・古河橋

投稿者 sekkei-ya :2011年05月16日09:26

群馬県産材見学会

群馬県産材の見学会に参加しました。
あいにくの雨天でしたが、県産材の伐採から製材まで、建築材木の流通を全て通して見ることができ、大変有意義な一日となりました。

投稿者 sekkei-ya :2011年05月16日09:23

U邸改修工事が完成しました

着工前                 工事中

完成写真

U邸改修工事か完成しました。

このプロジェクトは鉄筋コンクリート2階建ての住宅の一室を、子供部屋から奥様のお部屋と客間を兼ねた室に改修するものでした。

建物完成当初は車が趣味のご主人のガレージとして計画されたとのことで、外観的にもアクセントとなっている円形の部屋でした。その後、床を張り、間仕切りの一部を付加して子供室として使われていました。

奥様からの要望は「4畳半くらいの畳敷きのスペースと読書やお茶ができるコーナー、またできるだけ多くの収納と寒さ暑さ対策をローコストで実現して欲しい、イメージは和モダンで」とのことでした。

壁と天井がコンクリート打放しだったため、内壁を60ミリほどふかして断熱材を充填し、床暖房を設置しました。壁面収納、床下引出しなど大きさや形の異なる収納を可能な限り生み出し、円形部屋の欠点である使いにくさ(家具などの置きにくさ)を緩和しつつ、円形という個性的な空間性をより引き出すよう慎重に計画を行ないました。

天井はコンクリート打放しのまま、照明器具やエアコン、床下地やドアなど既存で利用できるものはそのまま利用し、カラーコーディネートはそれら既存のもっている色との調和に注意を払いつつ行ないました。

投稿者 sekkei-ya :2010年06月26日19:16