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« 長期優良住宅?【その2】 | メイン | S邸の配管・配線工事を行いました。 »

S邸のサッシを取付けました。

  

外部開口部となるアルミサッシを取付けました。

今回は外壁に白と黒の2色を使うため、サッシの色もブラックとホワイトとし外壁色に合わせます。同時にサッシに併設される網戸の網も、サッシの色に合わせ黒と白を使うことにしました。

網戸の網は少し前まで白(半透明樹脂)が主流でしたが、近年は黒い網を使う事が多くなりました。日本は窓を開放する夏季に蚊などの虫が多く、虫の進入を防ぐために住宅の場合、ほとんどの開く窓には網戸を設けます。

この網戸、虫の侵入防止にはとてもよいのですが、風景を見るときや通気量を考えると無いほうが妨げになりません。この状況を少しでも緩和するために、外を見るための窓は嵌殺し(ハメコロシ・開閉しない窓)とし、通気用の窓と分ける工夫をしています。しかし全てを分けることは難しいため、視線の邪魔になりにくい黒い網戸を使って、網戸の存在感を少なくしています。

今回は白い外壁となる南面の主な開口は、景色窓と通気窓を分けているため、サッシ色とのバランスを優先させて、白いサッシには白い網を使うこととしました。