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S邸の配筋検査

S邸03瑕疵担保検査1.JPG

監理者及び保険会社の検査員による基礎の配筋検査を行いました。

今年の10月1日以降に引渡す住宅から、瑕疵担保責任の履行保証が義務付けられます。(特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律)

以前より躯体(柱や梁などの構造上主要な部分)や屋根などの漏水に関して10年間の瑕疵担保責任の法整備はされていましたが、経済不況による工務店の廃業などによって責任を負えない状況が相次ぎました。

今回の法施行は、住宅の瑕疵担保責任を確実に保証できるよう、供託金を預けるか、保険に加入することが義務付けられ、万が一、施工を行った工務店が倒産しても、工事の瑕疵を原因とした補修工事などの費用は供託金若しくは保険会社から支払われることになります。

S邸では瑕疵担保責任保険に加入し、保険会社の検査員による現場検査が行われます。

今回は第一回目として、基礎の配筋検査を受けました。
先ず検査員の方に所定の事前検査報告を提出し、基礎の概要・状況を報告。続いて現場にて配筋状況を検査していただきました。
鉄筋の種類と間隔、継手仕口の定着長さと各部の補強状況、結束状態とコンクリートのかぶり厚さなどを確認していただき、無事合格。「良く出来ています。」とお褒めの言葉もいただき、職人さんたちもホッと一安心、明日のコンクリート打設に備えて準備に掛かりました。