建方(たてかた)を行いました。天候にも恵まれ、暑いくらいの快晴でした。
プレカット工場にて加工した構造材をレッカー車にて荷揚げしながら、職人さん8名で予め敷込んであった土台の上に、柱から順を追って建てて行きました。
2階のボリュームが概ね上がった姿を目にしたクライアントのSさん「思ったより大きいですね。」
ローコストを実現するため設計打合せを重ねるごとにコンパクトになってきたプロセスからか、もっと小さいイメージをお持ちだったようです。
また、既存の母屋が比較の対象として並んでいるため、更地に建つ同規模の住宅と比べると大きく感じることや、敷地が道路から40cm上がっていること、外部足場などの影響もあるのでしょう。
実際、私も「意外と大きい」というのが率直な感想でした。
近隣と母屋への圧迫感を緩和するため、可能な限り建物高さを抑えた設計を行っているので、今後外装などの工事が進むにつれて、徐々にコンパクトなイメージへと変わってゆく予定です。